おにやんま(五反田)
- 2014/01/15
- 15:19
もう閉店してしまいましたが、御徒町に「かがり火」といううどん屋がありました。香川の「宮武」で修業をされた方のお店だそうで、オープンしてすぐの頃に行きましたが、うどんに滑らかさが無くボソボソしていて、正直いってあまり美味しいうどんとは言えませんでした。
ただ、たまたま悪いのに当たっただけかもしれません。そう思いまして早稲田大学グリークラブOBメンバーズの練習が上野の東京文化会館であった時に、御徒町の「大統領」というワイルドな居酒屋で飲み、その足で「かがり火」へ再挑戦を試みました。飲んだ後のシメをうどんで、という周到な計画です。
ところがです。H田の周到な計画はあえなく潰えることになります。カウンターに座ってうどんを注文したら、「お飲物とお料理を何かご注文ください」とのことで、要するにうどんだけの客は要らん、というつれない対応。
そういえば店名がいつのまにか「UDON和DINING かがり火」に変わっている。「この野郎、酒で客単価を上げる作戦に出やがったか」と思ったのですが、その時点で腹はうどんの分しか空いておらず、酒も料理もノーサンキューな状態でしたので、涙を飲んで断念いたしました。
それからしばらくして閉店、ということで「かがり火」で美味いうどんを一度も食っていないのです。
その「かがり火」が始めた立ち食いの店ですから、正直言って全然期待していませんでした。
で、2010年初訪問。「うわ!滑らかさが無くボソボソ」あの時の「かがり火」と一緒やん。いい意味で予想を覆して欲しかったのですが、だめでした。
ということで、五反田に行く用事がまったく無いH田ですので、「おにやんま」は「もう行かない店リスト」に記載されたままだったのです。
ところが「食べログ」などを眺めていると、世間一般には大変うまい店として高い評価を受けている様子。
ウウム・・仕方がない、もう一回行ってやるかと都営浅草線で五反田へ。
3年ぶりの訪問でした。
「ぐへ!うまい!全然違うやん。これだからうどん屋は困る」
「もう行かない店リスト」に記載されていた「おにやんま」は、現在では「すごくよく行く店リスト」の第4位くらいに躍り出ています。
「げそ天うどん ひやあつ」。お店の外の券売機に「ひやあつ」というメニューはありません。これ頼みたい時は「げそ天ぶっかけ(冷)」の食券を買い、お店に入ってから「ひやあつで」と口頭で頼みます。普通に「げそ天うどん」の食券買って「ひやあつ」に変更、ではダメなんだそうです。(冷)の食券買わないとお店のオペレーション上問題があるそうで。
現在、H田の「東京都内うどん店“讃岐うどん度”ランキング」では、この店は第2位。
イリコの効いたモロ讃岐味です。
昔は東京ではイリコダシは受け入れられないと思われていたので、「長徳」や「屋島」などをはじめとする古くからある東京の讃岐うどん店は、みんな関西風に近くチューニングをしていたものです。東京の人の味覚は、いろんなものを受け入れるようになったということですね。
その後、青物横丁と新橋にも出店しています。
【H田 記】
ただ、たまたま悪いのに当たっただけかもしれません。そう思いまして早稲田大学グリークラブOBメンバーズの練習が上野の東京文化会館であった時に、御徒町の「大統領」というワイルドな居酒屋で飲み、その足で「かがり火」へ再挑戦を試みました。飲んだ後のシメをうどんで、という周到な計画です。
ところがです。H田の周到な計画はあえなく潰えることになります。カウンターに座ってうどんを注文したら、「お飲物とお料理を何かご注文ください」とのことで、要するにうどんだけの客は要らん、というつれない対応。
そういえば店名がいつのまにか「UDON和DINING かがり火」に変わっている。「この野郎、酒で客単価を上げる作戦に出やがったか」と思ったのですが、その時点で腹はうどんの分しか空いておらず、酒も料理もノーサンキューな状態でしたので、涙を飲んで断念いたしました。
それからしばらくして閉店、ということで「かがり火」で美味いうどんを一度も食っていないのです。
その「かがり火」が始めた立ち食いの店ですから、正直言って全然期待していませんでした。
で、2010年初訪問。「うわ!滑らかさが無くボソボソ」あの時の「かがり火」と一緒やん。いい意味で予想を覆して欲しかったのですが、だめでした。
ということで、五反田に行く用事がまったく無いH田ですので、「おにやんま」は「もう行かない店リスト」に記載されたままだったのです。
ところが「食べログ」などを眺めていると、世間一般には大変うまい店として高い評価を受けている様子。
ウウム・・仕方がない、もう一回行ってやるかと都営浅草線で五反田へ。
3年ぶりの訪問でした。
「ぐへ!うまい!全然違うやん。これだからうどん屋は困る」
「もう行かない店リスト」に記載されていた「おにやんま」は、現在では「すごくよく行く店リスト」の第4位くらいに躍り出ています。
「げそ天うどん ひやあつ」。お店の外の券売機に「ひやあつ」というメニューはありません。これ頼みたい時は「げそ天ぶっかけ(冷)」の食券を買い、お店に入ってから「ひやあつで」と口頭で頼みます。普通に「げそ天うどん」の食券買って「ひやあつ」に変更、ではダメなんだそうです。(冷)の食券買わないとお店のオペレーション上問題があるそうで。
現在、H田の「東京都内うどん店“讃岐うどん度”ランキング」では、この店は第2位。
イリコの効いたモロ讃岐味です。
昔は東京ではイリコダシは受け入れられないと思われていたので、「長徳」や「屋島」などをはじめとする古くからある東京の讃岐うどん店は、みんな関西風に近くチューニングをしていたものです。東京の人の味覚は、いろんなものを受け入れるようになったということですね。
その後、青物横丁と新橋にも出店しています。
【H田 記】
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- テーマ:うどん・そば
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